ブックメーカーのオッズについてのあれこれ

ブックメーカー投資で利益を求めるのであれば、オッズは必ず理解しなければなりません。まず、基本的なものとしてはオッズが何を表しているのかということで、これは賭けが的中したときにいくらの配当を受けられるのかということを表したものがあります。この際の表示形式はいくつかあり、分数であらわされたフラクショナル式、プラスとマイナスで表されるアメリカ式、そして単純な倍率表示のデシマル式の三種類が代表的なものとなっています。

オッズの表示は自由に切り替えることができるので、日本人であれば馴染みが深く直感的にわかりやすいデシマル式を選択しておけばそれほど困ることはありません。的中時の配当のことに関してはそれほど大きな問題はないのですが、もう一つ覚えておきたい大事なことはブックメーカーのオッズはいつ確定をするのかということです。

特に公営競技したことがある人ほど陥りやすいのですが、ブックメーカーは賭けた時点の倍率によって配当が決まりその後の変動の影響は受けません。つまり、賭けた時点で3倍だったのであればその後2倍に下がっても3倍分の配当が受け取れますし、逆に10倍に上昇したとしても3倍分しか受けることができないのです。

ブックメーカーはあくまでも賭けた時点での勝敗を予想して賭けに参加をするものであるため、賭けた時点のオッズで配当が決まるということになります。これを勘違いして競馬であれば出走取消、スポーツであれば不戦敗があったときに返金されると勘違いしないようにしなければなりません。

ブックメーカーの仕組みというのは日本にはないものとなっていて馴染みが薄く、それでいて収支に大きな影響与える部分だけにしっかりと理解しておきましょう。